リフレクソロジーとは

リフレクソロジーは別名、「英国式足裏マッサージ」とも言われています。英国式と名前がついているものの、発祥の地はイギリスではなくアメリカです。日本にリフレクソロジーを普及させたサロンのオーナーがイギリスで学んだために、「英国式」と名づけられたようです。現在、日本で行われているリフレクソロジーは、欧米で行われているものと比べて、イタ気持ちいいのが好きな日本人好みにアレンジされています。
リフレクソロジーは反射療法と言って、足の裏のある部分(反射区)を押すと、それに対応する体の部分が活性化される、といった効果をうたっています。
足裏だけでなく、手のひらに行う場合もあります。
略して「リフレ」と呼び、リフレの施術者を「リフレクソロジスト」と言います。

リフレクソロジーは、台湾式の足裏マッサージに比べると痛くありません。マッサージ中にリラックスして、眠ってしまう人もいるほどです。
だからと言って、効果が弱いわけではありません。
リフレクソロジーを受けている最中に、足の疲れだけでなく、体の疲労も取れていくのがわかると思います。
この即効性の高さが、リフレクソロジーを今日ここまで普及させた要因のひとつなのです。

欧米では、痛み=ストレスと考えているので、こういったマッサージ方法になったのでしょう。
逆に東洋では、良薬口に苦しいという言葉があるように、多少の痛みを我慢するのは美徳といった思想があるので、欧米のリフレクソロジーとは違う形の足裏マッサージ方法が発達しました。

即効性と、○分でいくらという明確な値段設定、洗練された店舗といった要素が組み合わさって、現在リフレクソロジーは、女性はもちろんのこと男性にも人気のマッサージになりました。
大きい駅ビルや地下街には、必ず一軒はリフレクソロジーのサロンが入っています。
サロンでは、時間のない人や初めての人向けの、クイックコースやお試しコースを用意しているので、仕事や買い物のちょっとした空き時間に利用することができます。
最近では、ショッピングセンターやスーパーの中にも出店して、主婦の利用者も増えています。

リフレクソロジーには、パウダーかクリーム、オイルを使います。
摩擦による皮膚へのダメージを防ぐ効果と、リラクゼーション効果を目的としています。
また、好みに合わせたアロマオイルを使う場合もあるので、アロマセラピーとしての効果も期待できます。

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